キングジム ポメラDM250のDebianモードでオフラインで動く、日韓双方向の翻訳作文ドリルです。片方の言語で課題文が出たら反対の言語で書き、その文章へのフィードバックを受け取ります。MITライセンスで公開しています。
上の画面は、実際のバイナリを仮想端末で動かした出力をポメラの解像度(1024×600)に移した再現です。実機の写真ではなく、端末のフォントと桁数はまだ実機で確かめていません。分析結果の2枚は実際の分析エンジンの出力で、添削画面の文面は例示データです。
できること
- オフラインのドリル — 問題パックを受け取っておけば、ネットワークなしで出題・作文・分析が回ります。オンラインが必要なのはパックを受け取るときと添削を受け取るときの2つだけです
- 形態素解析による指摘 — 核となる表現が抜けていないか、辞書にない形(誤字・活用の誤り)がないか、文体(です・ますとだ・である、韓国語の해요体と한다体)が混ざっていないかを、活用形までほどいて比べます
- 添削キュー — 添削の依頼はオフラインで溜めておき、Wi-Fiにつながったときにまとめて受け取ります
- 復習ノート — 純正のポメラモードでも読めるテキストファイルに書き出します
判断
端末が選択肢のほとんどを消しました。 32ビットARMでRAM 1GBのため、オフライン翻訳エンジンは対応アーキテクチャの外で、ローカルLLMは動いても実用的な速さが出ません。そこで端末の中ではルールでできることだけを行い、判断が要る添削はオンラインに回しました。
Goを選んだ理由は形態素解析器ひとつでした。 kagomeは純粋なGoなので、C依存なしで32ビットARMのバイナリが一度で作れます。辞書までバイナリに埋め込み、ファイルをひとつSDカードにコピーすれば済みます。
点数を付けません。 翻訳は正解がいくつもあるのに、参照訳はひとつだけです。参照と違うからと減点すれば、正しい答えを間違いだと教えることになります。だから画面の✗と⚠は誤答の印ではなく確認のお願いで、データモデルに点数の項目そのものがありません。
フルスクリーンのTUIを使いませんでした。 キーを1文字ずつ読む方式は日本語入力(mozc)の経路を壊すおそれがあり、日本語が打てなければアプリが成り立ちません。行単位の入力にし、番号を打って移動する韓国のパソコン通信(ハイテル)の掲示板の様式に倣いました — 同じ制約から出た同じ答えなので、よく合います。




